オーストラリア・ゴールドコーストへゴルフ留学。最短1年で、JGTO. JLPGA. PGATAクォリファイトーナメントにチャレンジ。
ディオスポーツについてトレーニング・宿泊施設ゴルフコースインストラクターゴルフキャンプQ&A資料請求

永井延宏のオーストラリア日記

永井延宏
ディオ・スポーツ
ヘッドインストラクター

ツアープレイヤーである桑原克典プロとトーナメントを転戦しながら、
忙しい合間を縫ってオーストラリアへ。
その最新日誌を紹介します。

2005年1月 2004年11月
オーストラリア

11月23日より30日まで、ヘッド・インストラクター永井延宏がゴールドコーストを訪れた。
11月23日

ちょっと寝不足でブリスベン着

朝ブリスベンに到着したのだが、飛行機の中で隣に座ったカップルがうるさくて眠れなかったせいで、昨日はランチの後眠り込んでしまった。本当は短期の滞在だし、自分自身ここ最近ゴルフをやる機会がなかったので、早々にパークウッド・インターナショナルCCに顔を出したかった。

とはいえ短期だからこそ初日は無理をしないほうがいい。夕方からスーパースポーツセンターに行き、ジムで軽く汗をかいた。生徒たちとはそこで久しぶりの対面となり、一緒にジャグジー・サウナに入って言葉を交わしたが、皆元気そうで安心した。特に来週から行われるオーストラリアPGAのクォリファイ・スクールを受験する3名には、最近の調子などを聞いた。

11月24日

グッドガイ、マーチン

朝8時よりパークウッド・ICCを生徒たちとラウンド。コースの状態は非常によく、グリーンも硬くて早い。今回は新しいパターを持ってきているので、そのテストには最適だ。

ここパークウッドは、年に数回、しっかりとしたグリーン更新を行うので(その分グリーンの状態は良いのであるが)、その時にあたってしまうとパターのテストどころではない。

10月頃にパークウッド主催のクイーンズランド公認のプロアマトーナメントが行われたので、グリーンの状態はその時の状態を維持していて素晴らしくよい状態だ。

午後はオーストラリア人コーチのマーチン・エアーズと、生徒の状況などいろいろとディスカッションを行った。マーチンには師匠と呼べるコーチがいるが、その師匠と私の理論が非常に似ているということで、熱心に私の理論を学んでくれる。マーチンが言うには、その師匠は地元のシニアツアーで今でも活躍している名プレーヤーとの事だ。だからどうしても感覚的なティーチングが多いらしく、今まで本当に師匠の言わんとすることが時々理解できないことがあったという。

それが、私の理論をフィルターとしてから、師匠の言うことが理解できるようになり、師匠とのコミニケーションも良くなったということで、私に全幅の信頼を寄せてくれている。

私としても言葉の壁を越えたマーチンの理解度に敬服することが多く、共に歩むパートナーシップを感じるタイプだ。マーチンはアメリカの大学に留学し、オールアメリカンにも選ばれたことのあるプレーヤーだ。ここ数年はツアーカードを失っているが、非常にポテンシャルの高い選手である。こういうゴルフ談義が出来る相手というのは少ないもので、楽しい時間となった。

夕方6時からスーパースポーツセンターのスタジオで、90分のヨガのクラスがありそれに参加。最近流行のパワーヨガに比べると、体への負担が少なく呼吸を意識しやすいポーズが多いのでコンディショニングには最適だ。ヨガの後、ゆっくりジャグジーにサウナ。まるで一流ツアープロのような時間の使い方である。

11月25日

ゴルフ・チャンネルからの依頼

アメリカ・オーランドのアンディ和田さんより久しぶりのメールが入る。今週はオーストラリア・オープンが開催されているとのことで、ゴルフ・チャンネルの中継放送に電話インタビューで登場してもらいたいという依頼だ。偶然、ゴールドコーストに来ている旨の返事を出して、3日目(土曜日)の放送に加わることになった。

とはいえオーストラリア・オープンが開催されているとは全く知らず、どこで行われているかもわからない状態だ。アンディ和田さんがいうには「放送時間が長いので、ゲームの流れと関係ない話でOKです」とのことで安心した。

11月26日

新しいマシン・トレーニング

サンクチュアリコーブのザ・パインズでラウンド。ここは全豪屈指の難コースとして有名だが、最近はメンバーが同伴できるゲストが年間で12名と限定されているため、ビジターがプレーしにくいコースとしても評判だ。

滞在も4日目となり身体も慣れてきたが、ショットの調子が悪いのでザ・パインズには手こずった。グリーンがパークウッドより遅かったのがせめてもの救いに感じた。

夕方6時より、スポーツセンターの中にあるスタジオで、「レッド・ジェロ・フィッシュ(赤いクラゲ)」という名のボディーワークを受講。マーチンがここ数ヶ月このトレーニングを続けているらしく、何でも私のいう身体の動きを理解するには最適だということで、「ぜひ受けてみてくれ!」とセットアップしてくれた。

部屋に入るとピラティスで使うようなマシンが3台ほど置いてあり、マーチンと格闘技家だという若い男性と3人でレッスンを受ける。約60分のレッスンだったが、その独自のマシンを使ったトレーニングはヨガや古武術など東洋的なものから導かれたのではと思うような動きに、直接負荷を与えるものであった。通常のトレーニングマシンの様に、鍛える部位に直線的な動きで直接刺激を与えるものではなく、常に全身のバランスや動きをコーディネーションしながら、肩甲骨内部の深い筋肉群や脊柱起立筋に下半身では腸腰筋群などのインナーマッスル群を動かしていくのだ。

中々質の高いトレーニングで、とても良かったと思う。日本でも受講できるかと思い、日本の検索エンジンで「レッド・ジェロ・フィッシュ」を探すもは見当たらなかった。残念!

11月27日

常にゴルフを生活の中心に

今日はゴルフはOFF。スクールも半日のトレーニングのみとなる。

朝から、スポーツセンター内で生徒たちが生活している寮に行き、ゴルフに関するレクチャーを行った。少し気が早いが、今年の総括と来年に向けての目標設定をテーマに、生徒たちのモチベーションが少しでも上向きになるようにディスカッションを行った。

いろいろな年代の生徒がいるし、全ての生徒がツアープロ目指しているわけではないのが実情だが、ここにいる以上は生活のど真ん中にゴルフがあるということが前提である。やはり自分もQTに出る立場として、シード選手たちと歴然とした差を感じるのは、そういう部分である。やはりツアー競技だけで生活を成り立たせている人というのは、どんな個性を持っていても生活のど真ん中にゴルフがあるのは間違いない。

生徒たちは、これが理解できないと前に進めない気がしてきた。スイング技術や体力の問題ではなく、生活というか普段の自分の在り方というのからQTは始まっていると、年々感じるようになってきたのである。今日のこの面子の中からも、来週から行われるオーストラリアPGAのクオリファイ・スクールに参加する生徒がいるので、少しは着付けというかスイッチが入ってくれることを期待したい。

レクチャーは、今年の日本オープンの時に収録した桑原克典プロと谷口徹プロのスイングをアナライズして終了。

やはりビデオを見ている時の方が生徒たちは眼が輝いているように見える……。この壁を乗り越えないと!

午後はゴルフ・チャンネルの電話インタビューを受けた。

進行役の小松さんがかなり突っ込んだ話をしてきたので、こちらもチョッと踏み込んだ話をしてしまった。解説者のアンディ和田さんもそれに反応して、いかにもゴルフ・チャンネルらしいマニアックなトークとなってしまった。

11月29日

「レッド・ジェロ・フィッシュ」の成果

今日が今回の滞在で最後の日となる。明日は朝6時に起きて帰るだけだ。

昨日は現地の日本人会のコンペに参加したが、金曜日の「レッド・ジェロ・フィッシュ」の疲れもほぐれてきて、身体の中からいい感じが湧き出てきた。

ラウンドの中盤から新しい感覚のスイングにトライし、終盤は今までにない感覚のショットが出てきた。

ここパークウッドで要求されるのは質の高いドライバーショットと、パー3におけるアイアンの精度だと思う。昨日の感覚が出れば、コースに対してアドバンテージが取れる。

昨日の身体から湧き出てきた感覚とは、「レッド・ジェロ・フィッシュ」の中の左肩甲骨を旋回させる動きのレッスンに源を感じる。ダウンからフォローにかけて、今までに無い感覚で左肩や左胸が柔らかく使えているので、ヘッドがものすごく良く走る。あまりにヘッドが走るので、振っていて気持ちがいい。このヘッドの走りは、一昨日見た谷口徹プロのスイングに近いものを感じる。

ということで、朝から調子が良かった。ヘッドが走り出すとコントロールショットが打てるので、ショートアイアンの精度が上がるのが嬉しい。ドライバーも今まで来たことのない所まで飛んでいるショットもあった。しかし所々ヘッドの走りを制御できずに左へプルするミスもあり、その新しい感覚がそのままスコアに繋がるラウンドにはならなかった。明日帰るのが残念でならない。

午後は遅くまでレンジにて生徒たちの練習に付き添った。マーチンと一緒に各生徒のところを回り、個々の今後の課題と指導のポイントをディスカッションした。

仕上げにアプローチの技術講習を行い今回の滞在の全日程は終了したが、暗くなるまで練習したので蚊に刺されまくってしまい、痒くてしょうがない……。



ディオ・スポーツについてトレーニング・ 宿泊施設 ゴルフコース インストラクターザ・ダイナミックゴルフクラブQ&A資料請求HOME